地下資源を取り扱う私達は、経済活動に敏感に反応し、その時々を乗り越えて参りました。 経済のグローバル化に伴い生産活動の拠点も東アジアや東南アジアに広がりを見せ、世界的な地下資源の流れ方も刻々変化を見せております。 その中で国内資源は、使用量の減少や海外資源との価格競争、そして環境問題等で年々鉱山数も減り、日本の地下資源自体が少なくなっています。 国力とは、エネルギー、食料自給率、資源(地下資源・人)の3つに集約され、どれひとつとして満たされない日本は、一つ一つを大切に扱わなければならないと思います。 島根の地下資源は、数々の鉱物資源に恵まれている 地域だと言って過言ではありません。 島根の地下資源を今一度見つめ直し、地下資源から島根の 活性化を図り私達の暮らす地域に貢献できればと考えております。